味スタ2連戦
東京ヴェルディに新型コロナウィルス感染者が発生、ということで13日から20日(水)へと延期されていた天皇杯の4回戦(ラウンド16)。
対するは東京ヴェルディ、会場は味の素スタジアム。ついこないだの17日にJ1リーグFC東京戦で味スタだったので、味スタ2連戦ですね。
まだ7月だというのに、もう天皇杯のラウンド16なんて、なんだかピンとこないですよね。今年はワールドカップイヤー、で、そのワールドカップが11月からなので仕方がないのですが。
さてさて、スタメンを見てみますと...
先発メンバー
GK 24 梶川裕嗣
DF 6 伊藤槙人
DF 25 森岡陸
DF 26 袴田裕太郎
MF 14 松本昌也
MF 27 吉長真優
MF 28 鹿沼直生
MF 33 ドゥドゥ
FW 18 ジャーメイン良
FW 32 黒川淳史
FW 40 金子翔太
なんと!3日前のJ1リーグ戦と比べてみると、全員の入れ替え!!
思い切ったこと、してきましたねー。でも、これは選手からすれば大きなチャンス、リーグ戦に出られなかった選手はアピールしていただきたいところです。
後半アディショナルタイムで追いつくも...
伊藤槙人や鹿沼、ジャーメイン、吉永などはリーグ戦でもそこそこ活躍していますからね、古豪とは言えJ2のヴェルディ相手に圧倒してほしかったのですが、意外と...あ、いや、予想通りかな(汗)、拮抗した良い試合。
前半は、両チーム無得点で折り返し。
後半開始から交代カードを切ってきたのは、ヴェルディで一枚の交代。
なかなかゴールネットが揺れない状態が続いていましたが、後半37分のヴェルディの攻撃。
バスケスが右サイドの敵陣深くで切り返しを入れ、ペナルティエリア右へ進入した後に、ジュビロの松本が倒してしまい、ヴェルディにPKを献上。
蹴るのは新井。GK梶川、横っ跳びで反応していたのですが、シュートのスピードが勝り、ゴールネットに突き刺さりヴェルディが先制...
残り時間僅かですからね、こうなったらジュビロ、もう攻めるしかないです。
時間が過ぎていき、後半アディショナルタイムに突入。
もうダメか...そんな思いも頭をよぎる、後半48分のジュビロの攻撃。
松本が左サイドの敵陣中央から右足で浮き球のクロスを供給。前線に上がっていた伊藤槙がファーサイドから頭で折り返すと、ジャーメイン良が反応。ヘディングシュートを放ってネットを揺らし、土壇場で同点に!
いやはやなんとも、気持ちの籠ったゴールでしたよ。
なんとしても同点に追いつく、そんなメッセージが伝わってくる一連の流れでした。
で、トーナメントの天皇杯、試合は15分ハーフの延長戦に。
延長前半は、両チーム無得点。
延長後半も膠着状態が続きますが、延長後半9分の東京ヴェルディのコーナーキック。
蹴るのは宮本。クロスはDFクリアされるも、ルーズボールに奈良輪が反応。ペナルティエリア手前の中央から右足でボレーシュートを放つと、低い弾道のボールはゴール前の密集を抜けてゴール左下へ突き刺さり、ヴェルディが勝ち越し...
いやー、これは奈良輪を称えるべきでしょうね、あの位置からシュートを打ったこと、そしてそのシュートの勢い、お見事でした。
で、結局...
東京ヴェルディ 2–1 ジュビロ磐田
(Goal:ジャーメイン良)
J2のヴェルディにジャイアントキリングを許してしまいました。
ということで、今年の天皇杯は7月で終了です。ルヴァンカップもグループリーグで敗退してしまいましたし、もう思い残すことはないのでJ1リーグに集中ですね。
E-1選手権の関係で、リーグはしばしの中断。次の試合は月末、30日(土)ということで、10日ほど間が空きます。
この間にしっかりと休養を取って、しっかりと修正すべきところは修正されることを期待しています!
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