泣いても笑っても、3試合
明治安田生命J1リーグ、第31節は静岡ダービー。
10月1日に予定されていたのですが、台風15号の影響で本日に延期。
さて、ジュビロ磐田としますと、延期されたこの試合も含めて残すところ3試合。
今の順位が最下位であることを考えると、3試合で3勝、勝ち点9を得られないと、本気で厳しいです。
ただでさえ負けられない・この相手にだけは負けたくない静岡ダービー、そして残留争いも絡んできますので、ホントにホントに負けられない、大事な大事な試合となりました。
スタメンを見てみますと...
先発メンバー
GK 21 三浦龍輝
DF 2 山本義道
DF 6 伊藤槙人
DF 25 森岡陸
MF 7 上原力也
MF 14 松本昌也
MF 17 鈴木雄斗
MF 23 山本康裕
MF 40 金子翔太
FW 9 杉本健勇
FW 10 山田大記
メンバーは前節と全く同じ。まぁ、優勝争いしているFマリノスに勝ったメンバーって考えると、変えにくいですよね。
序盤から、エスパルスペースで進む展開。
人もボールも、エスパルスの方が流動的に動いていました。
なんかジュビロはチグハグで、合わない感じ...今シーズンは、こんな展開をよく目にしたように思います...
なかなかジュビロはエスパルス陣内のペナルティエリアに入らせてもらえませんし、シュートも打てません。
そんなこんなの、前半33分の清水エスパルスの右コーナーキック。
蹴るのは山原、右足でアウトスイングのクロスを送ると、ニアサイドで白崎が頭でそらす。そのボールにゴール前で競り合い、最後はチアゴサンタナがこぼれ球に素早く反応する。チアゴサンタナは左足で落ち着いて目の前のゴールに蹴り込み、エスパルスが先制...
うーん...ジュビロは対応しきれていませんでしたね...今シーズンは、こんな展開もよく目にしたように思います...
結局、エスパルスが1点リードして前半終了。
両チームともにハーフタイムでの選手交代はなく、後半開始。
でもやっぱり、流れとしては、エスパルスのペース。
ジュビロは大津、ジャーメイン、遠藤、松原、古川と選手交代で流れを変えるべく、仕掛けていきます。
なかなか悪い流れを打破できず、時間が過ぎて行き、気づけば後半アディショナルタイム。
万事休すかと思われた後半47分のジュビロの攻撃。
松原がペナルティエリア左に進入すると、DFに囲まれてボールを失う。こぼれ球に反応した古川がペナルティエリア左から右足でマイナス方向にラストパス。これを受けたジャーメイン良、巧みなトラップから素早く左足を振り抜くとボールはニアサイドを抜けてゴール左に突き刺さり、ジュビロ磐田、同点!
その後、いくつか両チームに決定機があったものの、結局...
清水エスパルス 1–1 ジュビロ磐田
(Goal:ジャーメイン良)
うーん...負けなかったのは良かったのですが、なんとしても勝利・勝点3が必要だったことを考えると、かなり痛い引き分けです。
流れとしてはエスパルスでした。そこを引き分けにできたのは素晴らしいです。でもね、そこで終わってしまってはダメな試合だったワケです。
エスパルスとしても、この引き分けは痛恨の究だと思いますし、痛み分けと言ったところでしょうか。
泣いても笑っても、ホントにホントにあと2試合。
全力で戦うのみ、全力で応援するのみ、ですね。
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