五反田の地下で、96分に叫びました。
- 藤枝には行けませんでした
- 看板に「静岡の休日を奪う。」と書いてありました
- ギネスとフィッシュアンドチップスで、キックオフ
- “蒼藤決戦”は、こういう意味でした
- 数字で見る90分
- 吉田舜が、7本止めました
- 前半22分のPKは、吉田が与えて、吉田が止めました
- 先発は4人変更。乾貴士とペイショットが戻りました
- 出だしは磐田。でも、点が入らない
- 後半開始の交代は、両チーム1枚ずつ
- 86分、真鍋隼虎
- その1分後、ユーリ ララに替えて太田龍之介
- 90+2分、松原后は3本打ちました
- 90+6分、井上潮音
- 2点とも、吉田がセーブした「直後」でした
- 交代で入った4人が、2得点のすべてに絡んでいます
- 今季初の逆転勝ちです
- 10,006人。1万人を超えました
- 9位、勝点22
- 藤枝のことも書いておきます
- 秋葉監督「こんな筋書き、どんな脚本家も書けない」
- 次は11月8日、ホームで湘南戦
- 今日の結論
藤枝には行けませんでした
2026年11月3日(火・祝)14時3分、藤枝総合運動公園サッカー場。明治安田J2リーグ第15節、藤枝MYFC戦です。
先に書いておくと、私は藤枝出身の磐田サポーターです。この試合だけは生で見たかったのですが、どうしても動かせない用事が川崎にあって、関東でお留守番になりました。
でも、せっかくの祝日です。五反田のTHE GRAFTON(グラフトン)さんに行ってきました。ジュビロサポーターが集まる、地下のアイリッシュパブです(【五反田】ジュビロサポが集うアイリッシュパブ!THE GRAFTONで観る試合が最高すぎた)。
こちらで観戦するのは、今季2回目。1回目は9月19日の新潟戦で、2-1で負けました(【グラフトンで観戦】新潟は7本で2点、磐田は15本で1点|新潟 2-1 磐田)。
今日は、勝ちました。しかも、とんでもない勝ち方で。
看板に「静岡の休日を奪う。」と書いてありました
お店の前の立て看板に、この試合の告知ポスターが貼ってありました。
「J2 MATCH15 11.03 TUE 14:00 KICKOFF 藤枝総合運動公園サッカー場 VS JUBILO IWATA」。そして、いちばん下にこのコピーです。
「静岡の休日を奪う。」
11月3日は文化の日。静岡県内の2クラブが、祝日の午後にぶつかる。そういう意味のコピーだと思います。
結果から言うと、休日は96分まで誰にも渡されませんでした。最後の最後に、磐田が持っていきました。
(このコピーがどちらのクラブのものなのかは、藤枝MYFC公式でも磐田公式でも確認できませんでした。写真に写っているとおり、としか書けません)
ギネスとフィッシュアンドチップスで、キックオフ
席に着いて、まずギネスです。
スクリーンには、もう藤枝総合運動公園サッカー場が映っています。旗がはためいていました。この日の天候は晴のち曇、20.7℃、湿度59%。11月にしては暖かい日です。
そしてフィッシュアンドチップス。
タルタルとケチャップが両方ついてきます。ギネスを飲みながら、サッカーを見る。最高の贅沢でしょ?(笑)
店内はこんな感じです。壁に22番のユニフォームが掛かっていたり、ギネスのビッグサイズのクッションがあったり。ここで90分、いや96分を過ごしました。
“蒼藤決戦”は、こういう意味でした
藤枝と磐田の対戦には、「蒼藤決戦」(そうとうけっせん)という名前がついています。2025年4月11日に、藤枝MYFCが発表しました。
公式の文章を引きます。
「静岡県内のクラブである藤枝MYFCとジュビロ磐田は、2025シーズンに同じカテゴリーへ所属し、共にJ1昇格を目指して戦っています。2023シーズンの『静岡三国決戦』に続き、今シーズンは唯一の県内対決となるジュビロ磐田との一戦を話題化することで、サッカーを通じて静岡県全体をより盛り上げるべく本企画を実施することになりました」
名前の由来も書いてありました。
「両クラブのクラブカラーを漢字一文字で端的に表現し、『藤枝MYFC vs ジュビロ磐田』の対決を印象付けることを狙いとしています」
「蒼」が磐田のサックスブルー、「藤」が藤枝の藤色です。
ロゴの説明が、個人的にいちばん好きでした。
「各クラブマスコットのモチーフである三光鳥・不死鳥をクラブカラーでデザイン。『蒼藤(そうとう)決戦』という名称から着想を得た、『双頭』の鳥にも見えるようなシルエットが特徴です。羽の枚数は両クラブのホームタウンを表しており、それぞれの地域を背負って戦うクラブの覚悟を表現しています」
蒼藤と、双頭。藤枝で生まれて磐田を応援している私みたいな人間にとっては、わりと洒落にならない言葉遊びです。
Jリーグ公式のプレビュー記事(文:前島芳雄さん)も、この名前を使っていました。タイトルが「苦境を抜け出すための絶好の機会。藤枝、いざ“蒼藤決戦”へ」です。
数字で見る90分
まず、スタッツを並べます。この試合、シュート数が2系統でかなり違うので、両方載せます。
| 項目 | 藤枝 | 磐田 |
|---|---|---|
| 得点 | 1 | 2 |
| シュート(Opta) | 19 | 27 |
| シュート(公式記録) | 11 | 19 |
| 枠内シュート(Opta) | 7 | 9 |
| ゴール期待値(xG) | 1.38 | 4.62 |
| ボール支配率 | 51% | 49% |
| CK | 6 | 6 |
| FK | 13 | 16 |
| ファウル | 15 | 10 |
| 警告 | 3 | 3 |
ゴール期待値が4.62対1.38です。シュート27本。
それで、86分まで0-0でした。
基本情報も載せておきます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 大会 | 明治安田J2リーグ 2026/27 第15節 |
| 日時 | 2026年11月3日(火・祝)14時3分キックオフ |
| 会場 | 藤枝総合運動公園サッカー場 |
| 入場者数 | 10,006人 |
| 天候 | 晴のち曇/20.7℃/湿度59% |
| 主審 | 大橋侑祐 |
| 得点 | 86分 真鍋隼虎(藤枝)/90+2分 松原后(磐田)/90+6分 井上潮音(磐田) |
吉田舜が、7本止めました
この試合を一文で説明するなら、これです。
藤枝のGK・吉田舜が、磐田のシュートを7本止めた。
先に、数字の出どころを書きます。この「7本」は公式記録ではありません。Jリーグの公式記録にセーブ数の項目はなく、Football LABのこの試合ぶんのデータも「後日更新予定」のままです。Jリーグ公式の試合速報を、私が1本ずつ数えました。
検算はできます。Optaの枠内シュート9本=吉田のセーブ7+ゴール2。ぴったり閉じます。
その7本です。
| 時間 | 選手 | 形 |
|---|---|---|
| 25分 | マテウス ペイショット | PK・右足 |
| 49分 | ダニーロ | FKからPA右・ヘディング |
| 72分 | 川﨑一輝 | 左サイドから右足 |
| 80分 | 川﨑一輝 | PA中央から右足 |
| 89分 | 西久保駿介 | PA中央から左足 |
| 90+2分 | 松原后 | PA中央から左足 |
| 90+6分 | 西久保駿介 | PA中央から右足 |
敵ながら、あっぱれでした。もうね、憎たらしいくらいに、ことごとく止めるんです。
この表の下2行には、あとでもう一度戻ってきます。
前半22分のPKは、吉田が与えて、吉田が止めました
前半22分。ペナルティエリアの中で、マテウス ペイショットが倒されました。
Jリーグ公式の試合速報の原文です。
「Mペイショットが吉田からファウルを受けてPKを獲得する」
倒したのは、吉田舜本人でした。
そして前半25分。判定からキックまで3分かかっています。
「PKのキッカーはMペイショット。右足でシュートを放つも、ゴールの右下に向かったボールは吉田にセーブされる」
倒した本人が、止めました。
ペイショットは前節の鳥栖戦では先発を外れていて、この試合でスタメンに戻ってきた選手です。決めていれば、流れは全然違ったはずでした。
ちなみに公式記録の備考欄には、この直後にこんな記載があります。24分、藤枝の佐々木将貴GKコーチに警告。さらに27分、ベンチにいた鈴木翔太にも警告。PK判定の前後で、藤枝のベンチ側が荒れていたことだけは分かります(理由までは公式に書かれていないので、ここは推測しません)。
先発は4人変更。乾貴士とペイショットが戻りました
磐田の先発です。前節の鳥栖戦から4人変わりました。
| Pos | No | 選手 |
|---|---|---|
| GK | 16 | 牲川歩見 |
| DF | 29 | 桑原航太 |
| DF | 15 | ユーリ ララ |
| DF | 2 | ダニーロ |
| DF | 4 | 松原后 |
| MF | 7 | 上原力也 |
| MF | 6 | 金子大毅 |
| MF | 8 | 為田大貴 |
| MF | 31 | イアゴ テレス |
| MF | 23 | 乾貴士 |
| FW | 11 | マテウス ペイショット |
OUTが井上潮音、小原基樹、太田龍之介、佐藤大樹。INが松原后、乾貴士、イアゴ テレス、マテウス ペイショットです。
システムは3-4-2-1。藤枝も3-4-2-1で、ミラーゲームになりました。Jリーグ公式のプレビューにこう書いてあります。
「また開幕から[4-2-3-1]で戦ってきた磐田は、第12節・大分戦から布陣を[3-4-2-1]に変えており、今節もそのままであれば同じ布陣を採用する藤枝とミラーゲームになる」
そして乾貴士。いわき戦で一発退場をもらって、鳥栖戦は出場停止でした(【現地観戦】乾貴士が一発退場。10人で守り切った勝点1|いわき 1-1 磐田)。2試合ぶりのピッチです。
なお藤枝は、槙野智章監督がベンチにいません。第13節・徳島戦の試合後インタビューでの審判員への不適切発言で、2試合のベンチ入り停止。この試合は太田吉彰ヘッドコーチが指揮を執っています。
出だしは磐田。でも、点が入らない
立ち上がりは磐田でした。藤枝陣内に押し込んで、シュートも打てていました。
前半のシュートは8対7(Opta)。数字だけ見ると互角ですが、ゴール期待値は1.28対0.36です。磐田のほうが、ゴールに近いところまで行けていました。
なのに、前半の枠内シュートは両チーム1本ずつ。磐田の1本が、あのPKです。
0-0で折り返しました。先制できるチャンスはあっただけに、この展開はよろしくないかもしれない。そう感じていました。
後半開始の交代は、両チーム1枚ずつ
後半頭から、両チームがそれぞれ1枚動かしてきました。
| チーム | IN | OUT |
|---|---|---|
| 藤枝 | 森侑里 | 岡本拓也 |
| 磐田 | 川﨑一輝 | 為田大貴 |
ゴールが生まれそうで生まれない展開。こうなるとベンチワークがものを言います。
後半も磐田が押していました。ただ、吉田の壁がなかなか崩れません。49分にダニーロのヘディング、72分と80分に川﨑一輝。全部止められました。
そして59分です。上原力也のCKからのシュートが、ゴールの枠を直撃しました。速報には「ゴールの枠に当たってしまう」とだけ書いてあります。
入らない。本当に入らない。
86分、真鍋隼虎
そして、嫌な形で先に動きました。
86分。Jリーグ公式のゴール記述です。
「ペナルティエリア内からの中村のクロスに反応した真鍋がペナルティエリア中央からヘディングでゴール右上に決める」
藤枝の真鍋隼虎。アシストは中村優斗です。
押している中で先制される。これまで何度も何度も苦杯をなめてきた形です。今季もさんざん見てきました。
なお、この場面の起点について。速報の原文に「ゴールキック」という記述はありません。ただ、静岡朝日テレビが「藤枝は吉田のロングフィードを収めた中村がドリブルで持ち運ぶと、1人かわしてクロス」と報じています(確認できたのはこの1社だけです)。
これが正しければ、この失点も吉田から始まっていることになります。
その1分後、ユーリ ララに替えて太田龍之介
失点が86分。秋葉忠宏監督が動いたのが87分です。
ユーリ ララOUT、太田龍之介IN。
センターバックを削って、前線を足す。多少は守備を犠牲にしてでも点を取りに行く、というメッセージです。1分で決めています。
この時点で、磐田の交代は5人すべて使い切りました。
| 時間 | IN | OUT |
|---|---|---|
| 46分 | 川﨑一輝 | 為田大貴 |
| 59分 | 西久保駿介 | 桑原航太 |
| 70分 | 井上潮音 | 上原力也 |
| 70分 | 小原基樹 | イアゴ テレス |
| 87分 | 太田龍之介 | ユーリ ララ |
太字にした3人が、このあと全部に絡みます。
90+2分、松原后は3本打ちました
ここが、この記事でいちばん書きたかったところです。
Jリーグ公式のゴール記述を、全文そのまま引きます。長いですが、全部に意味があります。
「右サイドから小原がクロスを入れるも、中村にクリアされる。こぼれ球に反応した松原がペナルティエリア中央から左足で枠内にシュートを放つも、吉田にセーブされる。立て続けに放ったシュートは阻まれるが、最後は松原がペナルティエリア中央から右足でゴール左下に決める」
読み直してください。松原后が、1人で3本打っています。
| 本数 | 内容 | 結果 |
|---|---|---|
| 1本目 | PA中央から左足 | 吉田にセーブ |
| 2本目 | (速報は「立て続けに放った」とだけ) | 阻まれる |
| 3本目 | PA中央から右足 | ゴール左下 |
左足で打って、止められて、もう一本打って、阻まれて、それでも右足でもう一本。
私はテレビで見ていて、正直「こぼれ球を押し込んだ」くらいにしか認識していませんでした。あとで速報を読み返して、3本打っていたことを知りました。
松原后はこの試合でスタメンに戻ってきた選手です。そして、クロスを上げたのは小原基樹。前節の鳥栖戦で移籍後初ゴールを決めて、1点目の起点にもなった選手です(【DAZN観戦】小原基樹が移籍後初ゴール。10試合ぶりの複数得点で11位へ|磐田 2-0 鳥栖)。
90+6分、井上潮音
まだアディショナルタイムは残っていました。
「右サイドから小原がクロスを入れる。これに反応した西久保がペナルティエリア中央から右足で枠内にシュートを放つも、吉田にセーブされる。最後はこぼれ球に反応した井上がペナルティエリア右から右足でゴール左下に決める」
井上潮音。逆転です。
グラフトンでは、スタッフさんも一緒になってみんなでハイタッチでした。地下のパブで、知らない人と手を合わせました。
そして、この記述をもう一度見てください。クロスを上げたのは、また小原です。
2点とも、吉田がセーブした「直後」でした
ここで、さっきの7セーブの表に戻ります。
| 時間 | 吉田がセーブ | その直後 |
|---|---|---|
| 90+2分 | 松原の左足 | 松原が右足でゴール |
| 90+6分 | 西久保の右足 | 井上が右足でゴール |
磐田の2得点は、どちらも吉田舜がセーブした、そのこぼれ球から生まれています。
言い方を変えると、この試合で吉田が触らずにネットに入ったシュートは、1本もありません。枠内9本のうち7本を止めて、残り2本も一度は止めて、そのこぼれ球を押し込まれました。
吉田は、負けていないんです。崩されたわけでもない。ただ、磐田が止められたあとにもう一本打つのをやめなかった。それだけの差でした。
90+2分の松原が、1本目で諦めていたら同点になっていません。90+6分の西久保のシュートに井上が詰めていなかったら、逆転もありません。
今日は、選手たちの諦めない姿勢が導いた勝利でした。
交代で入った4人が、2得点のすべてに絡んでいます
さっきの交代の表を、もう一度。
2得点の関係者を並べると、こうなります。
| 選手 | 投入 | 役割 |
|---|---|---|
| 小原基樹 | 70分 | 2得点とも、クロスの出し手 |
| 西久保駿介 | 59分 | 90+6分、吉田にセーブされたシュート |
| 井上潮音 | 70分 | 90+6分、決勝ゴール |
| 太田龍之介 | 87分 | 失点直後の投入。前線の枚数を足した |
決勝点の構図が、きれいにこうなっています。
小原(70分投入)のクロス → 西久保(59分投入)のシュート → 吉田がセーブ → 井上(70分投入)が決める
ベンチが決めた試合、という言い方もできると思います。
今季初の逆転勝ちです
この勝ち方、今季初めてでした。
今季の勝利5試合を全部見ると、こうです。
| 節 | 試合 | 先制したのは |
|---|---|---|
| 第3節 | 磐田 2-1 徳島 | 磐田(13分) |
| 第4節 | 栃木C 1-3 磐田 | 磐田(2分) |
| 第6節 | 甲府 0-1 磐田 | 磐田(無失点) |
| 第10節 | 磐田 1-0 札幌 | 磐田(無失点) |
| 第15節 | 藤枝 1-2 磐田 | 藤枝(86分) |
ビハインドを背負ってから勝ったのは、この試合が今季初です。
そして2連勝。今季2度目の2連勝で、3連勝以上はまだありません。負けなしは6試合になりました(第10節から○△△△○○)。
ここまでの流れも振り返っておきます。第11節・宮崎戦、第12節・大分戦、第13節・いわき戦が3試合連続のドロー。そこを抜けた前節の鳥栖戦が、10試合ぶりの複数得点での勝利でした。複数得点で勝ったのは第4節の栃木C戦以来で、ちょうど10試合ぶりです。
10,006人。1万人を超えました
この日の入場者数は10,006人でした。
藤枝の今季ホームゲームで、2番目に多い数字です。
| 順位 | 試合 | 入場者数 |
|---|---|---|
| 1位 | 第1節・仙台戦 | 10,658人 |
| 2位 | 第15節・磐田戦 | 10,006人 |
| 3位以下 | 残り6試合 | 3,483〜6,100人 |
藤枝の今季ホーム平均は6,370人。この試合だけ、1.6倍の人が入りました。1万人を超えたのは、今季これが2回目です。
蒼藤決戦、というのはそういう試合です。
9位、勝点22
第15節終了時点のJ2の順位です。この節は10試合すべて11月3日に消化されているので、暫定ではありません。
| 順位 | チーム | 勝点 | 試合 | 得失 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 新潟 | 29 | 15 | -2 |
| 2 | 富山 | 28 | 15 | +13 |
| 3 | 横浜FC | 28 | 15 | +11 |
| 4 | RB大宮 | 27 | 15 | +9 |
| 5 | 仙台 | 27 | 15 | +9 |
| 6 | 宮崎 | 26 | 15 | +8 |
| 7 | 札幌 | 23 | 15 | +2 |
| 8 | 大分 | 22 | 15 | +6 |
| 9 | 磐田 | 22 | 15 | +2 |
| 10 | 湘南 | 22 | 15 | +1 |
| 16 | 藤枝 | 16 | 15 | 0 |
通算6勝4分5敗、勝点22。首位の新潟とは勝点7差です。
勝点22に3クラブ、勝点27〜29に5クラブ。中位から上は完全に団子です(ジュビロ磐田 2026/27 日程・結果|J2全38節+ルヴァン・天皇杯・U-21)。
ちなみにアウェイの成績は8試合3勝2分3敗。アウェイで勝ったのは、宮崎戦・いわき戦と引き分けが続いたあとの、3試合ぶりでした。
藤枝のことも書いておきます
藤枝は、これで11試合勝ちなしになりました(7分4敗)。直近の勝利は第4節、8月29日のアウェイ富山戦(3-2)です。
Jリーグ公式のプレビューには、こう書いてありました。
「ホームの藤枝は、なかなか勝ち切れずに苦しんでいるが、内容的に大きな問題があるわけではなく、前節・秋田戦も含めて本当に最後の一押しが足りない状況にある」
今日の試合、まさにそうでした。86分までリードを守り、吉田が7本止めて、あと数分で勝点3でした。
スポーツナビに載っていた戦評に、こう書いてあります。
「勝利目前から悪夢のような展開で1-2の逆転負けを喫し、藤枝は長いトンネルを抜け出せず、悔しさの残る一戦となった」
私は藤枝で生まれました。だから、この一文はちょっと重いです。
太田吉彰ヘッドコーチのコメント(スポーツ報知)。
「相手の圧力にやられた。勝ちたい、という執念を見せられた」
秋葉監督「こんな筋書き、どんな脚本家も書けない」
秋葉忠宏監督のコメントです。スポーツ報知が報じたものです。
「こんな筋書き、どんな脚本家も書けない。アディショナルタイムに2点。こんな経験はなかなかない」
静岡朝日テレビには、こう話しています。
「皆さんもお待ちしているかと思う。THIS IS ダービー!!」
なお、クラブ公式とJリーグ公式には、執筆時点で試合後コメントの掲載がありません。Jリーグは戦評タブ自体が出ていない状態です。上の2つは、どちらも報道1社ずつが出どころです。
次は11月8日、ホームで湘南戦
第16節は11月8日(日)14時、ヤマハスタジアム(磐田)で湘南ベルマーレ戦です。
湘南は10位・勝点22。磐田とまったく同じ勝点で、得失点差だけで下にいるチームです。7引き分けはリーグ最多タイ。
中4日。今日のアディショナルタイムの6分を、どれだけ持ち帰れるか。
今日の結論
シュート27本、ゴール期待値4.62。それでも86分まで0-0でした。
止めていたのは吉田舜です。7本。PKを含めて、7本。しかも、そのPKを与えたのは吉田自身でした。
そして磐田の2得点は、どちらも吉田がセーブした直後のこぼれ球から入りました。90+2分の松原后は、1人で3本打っています。90+6分の井上潮音は、西久保のシュートが止められたその先に走っていました。
止められても、もう一本打つ。それだけの差で、祝日の午後が決まりました。
看板には「静岡の休日を奪う。」と書いてありました。奪われませんでした。96分まで粘って、こっちが持って帰りました。
藤枝で生まれた人間として、複雑な気持ちもあります。でも今日は、五反田の地下で叫びました。
次は11月8日、ヤマハです。
※この記事の数字は、Jリーグ公式記録、Jリーグ公式の試合速報、J.LEAGUE Data Site、ジュビロ磐田公式、Football LAB、スポーツナビをもとにしています。シュート数はJリーグ公式記録(藤枝11・磐田19)とOpta(藤枝19・磐田27)で異なるため、本文はOpta集計で統一し、表に両方を併記しました。吉田舜のセーブ数7本は、公式記録に項目がないため試合速報を1本ずつ数えた集計です(Optaの枠内シュート9本=セーブ7+ゴール2で検算)。キックオフ時刻は公式記録の14時3分を採用しています(クラブ公式の表記は14時00分)。アディショナルタイムの表示分数は確認できませんでした。監督・ヘッドコーチのコメントは報道各1社が出どころで、クラブ公式およびJリーグ公式には執筆時点で掲載がありません。立て看板のポスターのコピーは写真のとおりですが、発信元のクラブは確認できていません。順位は第15節終了時点(全10試合消化済み)です。






コメント