昨今、何かとニュースを賑やかしております、AI(人工知能)の技術。なかでも最近、大注目なのがChatGPT。良い部分も、注意しなきゃいけない部分も、いろいろですね。
そんなChatGPTに、ジュビロ磐田と町田ゼルビアの試合のこと、質問してみました。
技術的な話は得意です
人工知能ってのは、いろんなデータを読み込んで・解析して、質問に対する回答を得るので、知識が蓄積されている案件は大得意。
例えば、こんな質問してみました。
私「ビタミンCが人体に及ぼす影響を教えて。」
ChatGPTの回答が、コレ。
ビタミンCは、人体に多くの影響を与えます。以下にビタミンCが及ぼす影響の一部を示します。
- 免疫機能の改善:ビタミンCは、免疫細胞の機能を改善することで、病気や感染症に対する抵抗力を高めることができます。
- 抗酸化作用:ビタミンCは、体内の細胞を酸化から守る抗酸化作用があります。これにより、老化や慢性疾患の発症を防ぐことができます。
- コラーゲンの生成:ビタミンCは、コラーゲンの生成に欠かせない栄養素です。コラーゲンは、皮膚や筋肉、骨、軟骨などの組織を構成するため、ビタミンCは健康的な組織の形成を促進します。
- 鉄の吸収促進:ビタミンCは、植物性食品から摂取した鉄の吸収を促進する作用があります。これにより、貧血の予防につながります。
しかし、ビタミンCは過剰摂取すると、下痢や腹痛などの消化器系の症状を引き起こすことがあります。過剰摂取による健康被害を防ぐためには、適切な量を摂取することが重要です。
凄いでしょ!
箇条書きにしてまとまているし、わかりやすい文章、もうコレって人間が書いているみたいですよね。
古くから知られている・蓄積されている情報を、滑らかな文章で伝えるのは得意分野と言えます。技術的な会話は得意分野って言って良いんじゃないでしょうか。
ジュビロ磐田と町田ゼルビア、ChatGPTはどう見る!?
では、Jリーグのこと、ジュビロ磐田のこととか、わかるかなー?なんて思い、質問してみました。
私「ジュビロ磐田が町田ゼルビアに勝つには、どうしたら良い?」
もちろん、質問は日本語で投げかけました。
ものの数秒で、日本語で表示されましたよ。
ジュビロ磐田が町田ゼルビアに勝つためには、以下のポイントが考えられます。
- パス精度を高める:相手チームにボールを支配される時間を減らすため、磐田は選手たちがパスを正確につなげることが必要です。選手たちは、トレーニングで練習したパスの配列を正確に実行することで、相手チームの守備陣をかき回し、得点チャンスを作り出すことができます。
- シュート精度を高める:磐田は、チャンスがあるときには積極的にゴールに向かってシュートを打つことが重要です。選手たちは、トレーニングで正確なシュートを打つ練習をすることで、ゴールに向かって自信を持ってシュートを打つことができます。
- 守備の固め:磐田は、相手チームに得点を許さないようにしっかりと守備を固めることが必要です。選手たちは、相手選手にプレッシャーをかけることで、相手の攻撃を封じ込めることができます。
- スタミナを維持する:90分間の試合で、スタミナを維持することは非常に重要です。磐田は、トレーニングで適切な体力とスタミナを維持するための準備をすることで、試合中に最高のパフォーマンスを発揮することができます。
以上のポイントを意識して、磐田は町田ゼルビアとの試合に臨むことができます。
うーん、別にコレって、ジュビロがゼルビアに、っていう内容ではなくて、サッカーの一般論的な話ですね。
(まぁ、そういう一般論をまとめて整理して説明するのが、AIの得意分野とも言えるのですが。)
では、こんな質問はいかがでしょうか?
私「町田ゼルビアの弱点を教えて。」
町田ゼルビアの弱点として、以下の点が挙げられます。
- 守備の弱さ:町田ゼルビアは、過去に比べて失点数が多い傾向にあります。相手チームに対して守備を固めることができない場合、失点を許してしまうことがあります。
- 足元の技術が弱い選手の存在:町田ゼルビアには、足元の技術が高い選手もいますが、一方で弱い選手も存在します。そのため、相手にボールを奪われる場面があることがあります。
- セットプレーの守備が苦手:町田ゼルビアは、セットプレーの守備が苦手な傾向があります。相手チームに対して、セットプレーを狙われることが多いため、そこを突かれることがあるかもしれません。
- 逆転されることが多い:町田ゼルビアは、試合を優位に進めていても、逆転されることが多い傾向があります。そのため、試合をコントロールすることができない場合、逆転される可能性があると言えます。
以上が、町田ゼルビアの弱点の一部です。ただし、これらの弱点に対して町田ゼルビア自身も改善を進めている可能性があるため、最新情報にも目を向ける必要があります。
えっと...町田ゼルビア、失点はむしろ少ない今シーズンなのですが...ま、この辺りのことは後述することにします。
では、引き続いて、こんな質問。
私「今シーズン、なんで町田ゼルビアは強いの?」
町田ゼルビアが今シーズン強い理由は、以下のような要因が挙げられます。
- 新戦力の加入:今シーズン、町田ゼルビアは多くの新戦力を獲得しました。その中でも、FWの荒木遼太郎選手やMFの中村航輔選手などは、チームにとって大きな戦力となっています。
- 攻撃力の向上:町田ゼルビアは、過去のシーズンに比べて攻撃力が向上しています。シーズン序盤から多くの得点を挙げており、チーム全体で攻撃に積極的に取り組んでいることが伺えます。
- チームの統率力の向上:町田ゼルビアは、今シーズンに入ってからチームの統率力が向上しています。選手たちは、チームとしての目標に向かって一丸となって戦っており、チーム内のコミュニケーションも取り組まれています。
- 監督の手腕:町田ゼルビアの監督である福田正博氏は、チームを指導するうえで的確な戦術や選手起用など、優れた手腕を発揮しています。選手たちは、監督の指示に従い、試合に臨んでいると言えます。
以上が、町田ゼルビアが今シーズン強い理由の一部です。ただし、サッカーにおいては試合結果が常に変わることがありますので、今後も試合ごとに課題を見つけ、改善に取り組む必要があるでしょう。
あれれ?なんか、かなり間違った情報を語ってますね。それっぽい文章にはっていて、滑らかな日本語ではあるものの、情報の正確性という観点では、少々難あり。
FWの荒木遼太郎選手やMFの中村航輔選手だとか、監督である福田正博氏とか...どうやってこの情報に至ったのかは、わかりませんが。
それでは、こんな質問は?
私「ジュビロ磐田の弱点を教えて。」
ジュビロ磐田の弱点については、以下のような点が挙げられます。
- 守備力の低下:昨シーズンから、守備面での課題が指摘されています。選手の交代や戦術の変更などが行われているものの、失点を防ぐための組織力や個々のプレーの精度に課題が残っています。
- スタメン選手の怪我:今シーズン、ジュビロ磐田は開幕前から主力選手の怪我に悩まされています。怪我が治っている選手も調整期間を経た後に復帰しているため、まだチーム全体の調子が安定していない状況です。
- 個人技の不足:攻撃面において、個人技で勝負できる選手が少ないという課題があります。相手にマークされてもドリブルで突破できる選手がいないため、攻撃の幅が狭くなってしまっています。
- 長期的な戦略の欠如:長期的な戦略の欠如も、ジュビロ磐田の弱点と言えます。選手の獲得や戦術の改善にとどまらず、クラブとしての経営方針や育成戦略など、より広い視野での戦略が求められています。
以上が、ジュビロ磐田の弱点についての一部です。ただし、サッカーにおいてはチームの調子や状況が日々変わりますので、課題を克服し改善に向けて取り組むことが重要です。
コレはなかなか、良いトコロ、突いてますネ(苦笑)
守備面での課題、ここ何年かの継続的な課題ですものね。おまけに長期的な戦略の欠如なんて、痛いところを指摘してきますなー!
ではもう、思い切って、この質問。
私「ジュビロ磐田と町田ゼルビアの試合は、どちらが勝つ?」
サッカーは予測が非常に難しく、試合の結果は様々な要因によって左右されるため、はっきりと結論を出すことはできません。しかしながら、両チームの現在の戦績や選手の調子、戦術などを考慮すると、どちらが勝つとは断言できませんが、互角の試合が予想されます。
そりゃまー、そうなんですけどね、どちらが勝つなんて断言はできないんだけど。
結構、優等生的な発言しますね、ChatGPTって。
性格を理解することが大事
ChatGPTは、幅広い領域の質問に・素早く(数秒で)・滑らかな文章で質問に対して回答できるというメリットを持ち合わせています。
上記の回答も、非常にわかりやすい・丁寧な日本語と感じました。
他方で情報の正確性という側面では、ちょっと不安なところもありますね。
町田ゼルビアの監督である福田正博氏...なんてところは正にソレなのですが、でも自然な日本語なだけに、何も知らない人がこの文章を読んだら、信じてしまいそうな気もします。
さらに、情報ソースが明示されませんし、どのような課程(人間でいうところの思考回路)でその文章を書くに至ったのかわからず、私達が目にするのは、結論として導き出された文章のみなので、やはり正確性という部分の担保はありません。
ChatGPTの性質というか性格(って言葉をAIに使うのが適当か、わかりませんが:苦笑)をよく理解したうえで使う必要がありそうです。
結論として、「あくまで参考情報」として扱うのには、非常に有用なツールです。
回答を得るためのツールとしては、まだまだ大いに不安があるツールであることも事実かなと感じました。
Introducing ChatGPT
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