明治安田生命J1リーグも残すところ今日の試合を含めて6試合。
そんなところで迎えた、残留争いの直接対決...って言っても、勝ち点差が10もあるのですが、16位のサガン鳥栖をホーム磐田に迎え撃つ大事な大事な一戦。
流れの中で先制点が欲しかった...
なんとしても勝ち点3が欲しいこの一戦。
GKは八田直樹。最終ラインは大南拓磨、藤田義明、小川大貴、そして怪我から復帰した大井健太郎!これ、大きいよね。
中盤は今野泰幸と上原力也。松本昌也と山本康裕が中盤2列目のポジション。また、2トップは前節リーグ戦初スタメンを果たした藤川虎太朗、そしてルキアン。
立ち上がりからボールも人も動いている、我らがジュビロ磐田。
ひょっとしたら、先制点が生まれるかも、なんて思っていた前半12分...
金崎がペナルティエリア手前の左でタメを作って、前にスルーパスを供給。反応したのはクエンカで、八田の頭を超えるループシュート...鳥栖が先制...
流れが磐田に傾きかけていただけに、なんとも痛い先制点でした。
そこからは鳥栖もペースを掴んだ感じで一進一退の攻撃。
どちらかがミスをしたらアウト、そんな感じの展開でした。
で、このままリードされて折り返すのかな、そんな空気が漂っていた前半アディショナルタイム、45+2分。
大南がボールを受けて右サイドの敵陣中央から右足で高いクロス。これに反応したのはルキアン。ゴール前で打点の高いヘディングで合わせて、山なりのシュートは空いてGKも見送るしかないくらいの良い場所に吸い込まれて同点!
前半の内に追いつけたこと、そして何よりもようやくのルキアンの初ゴールってのは大きかったですね!!
後半も気合は入っていたけど...
両チームともにハーフタイムでの選手交代はなし。
後半も気合の入っているジュビロ磐田。よく走るし、よく動くボール。でもね、決定機と言えるほどまでのチャンスはないのね...
対する鳥栖も守備も攻撃も、しっかりと組み立ててきて、かなりの激闘、いえ、死闘!
そんなこんなの後半22分、クエンカが左サイドの敵陣中央から右足でクロスを送ると、金崎がペナルティエリア内でボールを収める。
ここからの金崎の個の力が凄かった...複数のDFに囲まれながらも粘り強くボールをキープすると、ペナルティエリア中央で右足を振り抜くとこれがネット右隅へ...鳥栖が再びの勝ち越し。
そこからは必至の反撃。もうね、戦術とかそう言う感じじゃないですね、気持ちの問題。
そして後半39分、磐田の攻撃から大南がペナルティエリア内に飛び込んで合わせようとするも、ジャストミートできずボールはこぼれて、相手DFがクリア。で、コレに反応したのがアダイウトン。
オーバーヘッドで見事に合わせ、ネット左を揺らす。ゴールの反対側にホント、吸い込まれていく感じでした。アダイウトンのスーパーゴールで試合は振り出しに!!
先制されても、追加点を奪われても、良く追いついたのですが、一度もリードできていないジュビロ。今度こそ!
と必死に攻撃を仕掛けるものの...
ジュビロ磐田 2–2 サガン鳥栖 (Goal:ルキアン, アダイウトン)
うーん、良く追いついて引き分けた、とも言えるのですが、なんとしても勝ち点3が欲しかったところでドロー...痛いですね。
これで順位表は...
順位 | チーム | 勝点 | 勝 | 分 | 敗 | 得点 | 失点 | 得失差 |
16 | 湘南ベルマーレ | 31 | 9 | 4 | 16 | 37 | 57 | -20 |
17 | 松本山雅 | 29 | 6 | 12 | 12 | 20 | 34 | -14 |
18 | ジュビロ磐田 | 22 | 5 | 7 | 17 | 22 | 43 | -21 |
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他の下位チームにも”お付き合い”いただきましたが、そうは言ってもこの勝ち点差なので、厳しい状況は変わりませんね...
と言いつつ、残り5試合の可能性にかけるのみです。
目指せ、残留!!
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