少ないチャンスをものにして、耐えた!|磐田 2-1 福岡

明治安田生命J2リーグも第30節、そっかもう30試合目なのかぁ...
さてさて本日はホーム、ヤマハスタジアム(磐田)にアビスパ福岡を迎え撃つ一戦。

首位だし、何せ15試合負けなしという、とんでもない勢いの福岡、素直に怖いですよ。

今日のスタメンは、

先発メンバー|2020年J2リーグ 第30節 アビスパ福岡戦@ヤマハスタジアム

先発メンバー|2020年J2リーグ 第30節 アビスパ福岡戦@ヤマハスタジアム

先発メンバー
GK 1 八田直樹
DF 15 伊藤洋輝
DF 38 山本義道
DF 44 大武峻
MF 8 大森晃太郎
MF 10 山田大記
MF 14 松本昌也
MF 23 山本康裕
MF 50 遠藤保仁
FW 9 小川航基
FW 16 中野誠也

前節からのスタメン変更は二人。大井と三木が外れて大武と中野が入る布陣。

開始早々、いきなりのアクシデント。
前半6分に大武が足の負傷で自ら×印、慌てて中川創を投入するジュビロ。

ゲームプランが崩れてしまったからか、福岡が凄いのか、とにかく前半はずーっと福岡ペース。
Eサロモンソンが流れの中でも、セットプレーでも効いてますね、福岡は。

対するジュビロは、そもそもシュートを打たせてもらえない展開。

こりゃ、どちらもノーゴールか、ゴールが生まれるとしたら福岡なのかな、なんて雰囲気になってきた前半41分

右サイドの敵陣中央でフリーキックを獲得。蹴るのはもちろん、遠藤。
右足でファーサイドに伸びる高い弾道のクロスを上げると、反応したのは中川。ペナルティエリア左でヘディングシュートを放つと山なりのボールはGKの頭上を越えてゴールネットを揺らしてジュビロが先制

いやはやなんともビックリ!
だって、ほとんど準備もできていなかったであろう中川のゴールだし、そもそもずーっと福岡の流れだったし。

そのまま1点リードして、前半終了。ちなみに前半のジュビロ磐田のシュート数、僅かに2本。こういう数少ないチャンスをものにして、先制で来たのって大きいですね。

両チーム、前半終了時からの交代なしで、後半開始(って言っても、ジュビロは前半開始早々に交代カード一枚、切ってるけどネ)

後半5分、待望の瞬間がやってきます。
自陣の中央で遠藤がこぼれ球を奪うと、遠藤がそのままハーフウェーライン付近まで持ち上がり、左の大森へ。
大森は敵陣中央の左に持ち込み、ペナルティエリア手前の右にスルーパス。
これを松本が受けてさらに前線にパスを出すと、ペナルティエリア右の小川航基へ。
角度が無いところでしたけど、小川航基のシュートはゴールの中へ! ジュビロの追加点!!

いやぁ、この2点目大きいですよ、1点リードじゃ不安ですしね。
少ないチャンスで2点を奪う、省エネサッカー!?

でも、これでも安心できない。だって、相手がアビスパ福岡だもん。
2点取っても、やっぱり流れは福岡。少しずつ圧が増してくる攻撃、やっぱり怖いですよ。

そして、後半37分の福岡の攻撃
センターサークル内からが右足で鋭い縦パス。これを山岸が体を入れて遠野へ。遠野がペナルティアーク内に持ち込んで右足を振り抜くと、鋭いグラウンダーのシュートがゴール右下に...アビスパが1点差に詰め寄る...

もうここからが怖いの怖くないの...って、メチャクチャ怖いの。
福岡の怒涛の攻撃、それをひたすらに耐える磐田。

なんとかかんとか、逃げ切って...

試合結果|磐田 2-1 福岡

試合結果|磐田 2-1 福岡

ジュビロ磐田 21 アビスパ福岡(Goal:中川創,小川航基)
いやぁ、勝ちましたですよ、最後は冷や冷やだったけど、逃げ切りましたですよ。

終わってみれば、ボール支配率はほぼ拮抗してますけど、シュート数も枠内シュート数も、アビスパ福岡はジュビロ磐田の3倍!!!

こういう苦しい試合を勝てたのは、今後につながります。

次節は徳島戦。これまた上位につけているチームで、これまた苦しい戦いになることでしょう。
でも、ずっと信じてる、俺たちの磐田!