決定力が...ない...|磐田 1-1 新潟

明治安田生命J2リーグも本日で第33節。そう、気付けば残り10試合。

攻めども、打てども、ゴールが生まれず...

今日はホーム、ヤマハスタジアム(磐田)にアルビレックス新潟を迎え撃つ一戦。
新潟は現在、勝ち点52の6位。ぶっちゃけた話が、ジュビロよりもよっぽどJ1昇格の可能性があるので、どちらにとっても勝ち点3が欲しい試合。

ジュビロですが、相変わらず新型コロナの影響で、隔離中の選手が多くいるので、出られるメンバーで乗り切るしかない、ここ数試合。
本日のベンチ入りメンバーを見てみますと...

先発メンバー|2020年J2リーグ 第33節 アルビレックス新潟戦@ヤマハスタジアム(磐田)

先発メンバー|2020年J2リーグ 第33節 アルビレックス新潟戦@ヤマハスタジアム(磐田)

先発メンバー
GK 1 八田直樹
DF 3 大井健太郎
DF 24 小川大貴
DF 33 藤田義明
DF 45 鈴木海音
MF 8 大森晃太郎
MF 10 山田大記
MF 14 松本昌也
MF 23 山本康裕
MF 50 遠藤保仁
FW 16 中野誠也
控えメンバー
GK 21 杉本大地
DF 5 櫻内渚
MF 13 宮崎智彦
MF 30 清田奈央弥
MF 7 上原力也
FW 20 ルリーニャ
FW 27 吉長真優

ようやく、先発と控えでサッカーチームらしくなったかなと...(汗)
前節からのスタメン変更は3人。櫻内、上原、ルリーニャが外れて、大井、松本、山田が入る布陣。

出だしから、テンポ良く攻め込むジュビロ。
シュートシーンがいくつか生まれて、こりゃ早い時間帯で先制点?の期待。
でも、なかなかゴールが生まれない、なんとももどかしい展開。

対する新潟、ロメロ フランクが良いですね、攻撃の起点にもなれるし、自分自身が突破する力もあるし。

チャンスの数はジュビロの方が多いのですが、いかんせん、決定力が...ないのですよ...新潟GKの藤田が良かった、ってのもなくはないと思います。
が! ジュビロのシュート、枠にいかないし、枠に行ってもGK正面が多かったりと、せっかくのチャンスを活かしきれないシーンの連続。

結局、前半は両チーム無得点で終了。

後半開始から交代カードを先に切ってきたのは、新潟。
二人、交代してモードを切り替え。

それでも、後半開始からジュビロが攻め込む攻撃。
ゴールマウスの近くまでは行くのに、なかなかゴールマウスの中に入らない。ゴールマウスって、こんなに小さかったんだっけ?って不思議に思ってしまうくらいでしたよ。

そうこうしている間の後半13分、新潟の攻撃。
左サイドの敵陣浅い位置から中島が左足でディフェンスラインの裏に浮き球を供給。ロメロがDFに寄せられながらも収めてパス。DFに当たってこぼれたボールを鄭大世が拾うと、綺麗なトラップでDFを交わしてゴール前から左足でシュート。
ファーサイドへのボールは、八田の手よりも先、そしてゴールの中へ...新潟が先制。

いやぁ、綺麗な一連の流れでしたよ。そして、ここまで決して多くはないチャンスをものにした新潟、見事でしたよ。

このゴールで新潟に流れが行きましたね、アルビレックス選手の動きが良くなったように見えました。

ジュビロはただでさえ、チャンスを決められない展開だったのに先制されて、かなり焦ってしまった感じ。
落ち着けば足元に収まりそうなボールも収まらず、落ち着けばGKを交わしてゴールマウスに流し込めそうなシュートも、妙に力んで枠の外へ...

ルリーニャ、上原、吉長と選手交代で流れを変えたいジュビロ。
でも、ゴールは遠く、時間だけが過ぎて行きます...

新潟が逃げ切るのか、そんな空気が立ち込めてきた後半45分
遠藤が右サイドのスペースにスルーパス。受けたのは、数分前にピッチに入ったばかりの吉長。吉長がドリブルで運んで、ペナルティエリア右角付近から右足でクロス。
ゴール前でフリーになっていた大井がドンピシャのヘッド。これは新潟GK藤田に防がれるも、弾かれた浮き球を相手と競り合いながらもルリーニャが押し込んで、同点

いやぁ、もうね、執念の一言に尽きますよ。
吉長の走もセンタリングも良かった、大井のヘッドも良かった、そして我先にと反応して押し込んだルリーニャは凄かった。

ただね...時間が遅すぎました。結局、

試合結果|磐田 1-1 新潟

試合結果|磐田 1-1 新潟

ジュビロ磐田 11 アルビレックス新潟(Goal:ルリーニャ)

当たり前の話ですが、サッカーはボールを支配した方が勝つのではなくて、ゴールを決めた数が多い方が勝つゲームです。
ボールを支配して、シュートも沢山打ちましたが、ゴールマウスの中に吸い込まれたのは、両チーム1つずつで引き分け。

負けなくて良かった、とも言えるのかも知れませんが、内容的には勝てた試合でした。
やはり決定力が...ない...これでは勝てません...

首位の徳島、2位の福岡がともに勝利して、さらに背中が遠くなってしまいました。
磐田にとっても、新潟にとっても、勝ち点2を取り逃した試合でした。今日のドローは、正に痛み分けですね。

長いJ2シーズンも残すところ9試合、ここまできたら、目の前の一試合を全力で勝ち抜くのみ、ですね。

寒さが本格化して参りました。
ルリーニャがゴールを決めた今日の試合でし他が、今年の冬はラニーニャが発生するとかなんとか!?
あ、全く関係のない話を無理やりにつなげちゃいました。寒さにはお気をつけて、皆様、ご自愛ください。