この時期にこの対戦カード、運命を感じる
明治安田生命J2リーグも最終コーナーを回って、最後の直線コース。
第38節の今日の試合はホーム、ヤマハスタジアム(磐田)に京都サンガFCを迎え撃つ一戦。
ジュビロは首位ながらも、勝ち点2差でサンガですから、万が一、今日の試合で敗れるようなことがあると首位陥落してしまう、負けられない一戦。
おまけに3位以下のチームの動向次第でJ1昇格が決まる可能性があるという、ホントにホントに大事な試合。
リーグの対戦カードと開催日程ってのは、シーズン開始前に凡そ決まって、後半戦の日程も開幕して少し経ったくらいでで決まっているワケなんですけど、このタイミングで首位の磐田と2位の京都の対戦カードがあるなんて、サッカーの神様って演出が素晴らしいですね。
さてさて、今節のスタメンを見てみますと、
先発メンバー
GK 36 三浦龍輝
DF 3 大井健太郎
DF 5 小川大貴
DF 6 伊藤槙人
DF 38 山本義道
MF 8 大森晃太郎
MF 10 山田大記
MF 17 鈴木雄斗
MF 23 山本康裕
MF 50 遠藤保仁
FW 11 ルキアン
前節からのスタメン変更は2人。松本と大津が外れて、小川大貴と、大森が入る布陣。
ジュビロにはルキアン、サンガにはピーターウタカというゴールハンターがいる量チーム、やはり肝となるのは先制点でしょうね。
しかしヒロキって、大事なところで決めてくれるね!
様子を見ながらの前半戦でしたが、やや京都の方がチャンスが多かったかな。
ジュビロは相変わらずのスロースターター。でも、慌てずに守備していましたし、しっかり試合を組み立てていると感じました。
結局、前半は両チーム無得点で終了。
引き締まった良い試合です。さすがは首位攻防、さすがはJ1に手が届きかかっているチーム同士の対決!
両チーム、ハーフタイムでの選手交代はなく後半開始。
後半も序盤は京都がやや優位かな、そんな展開。
磐田は、中盤でゆっくりボールを回しながら攻撃の機会をうかがう、そんな展開。
両チーム、チャンスはあれどもゴールを奪えず、時間が過ぎていきます。
そんなこんなの、後半32分のジュビロの攻撃。
遠藤が中盤から左サイドの敵陣深くへ浮き球のパス。走り込んだ鈴木雄がダイレクトで折り返す。このボールがヨルディバイスのクリア、それが金子に当たって跳ね返り、それにいち早く反応したのは山田大記!たたき付けるようにしてヘディングシュートを放つとボールはゴールえっとを揺らして、ジュビロ磐田、待望の待望の先制点!
気持ちが入ったゴールでしたよ!
クリアされたかと思ったら、金子で跳ね返ったという運もありましたけど、そこに詰めていたことがゴールにつながったワケですし、そしてきちんとゴールに叩き込んだヒロキ、さすがです。
ここで1点、どーしてもほしい!そんなタイミングでいつもゴールを決めてくれる、そんな印象の大きな、山田大記選手です。
その後、追加点こそ奪えませんでしたが、集中した守備で京都にはゴールを奪われず、
ジュビロ磐田 1–0 京都サンガFC
(Goal:山田大記)
いやー、この勝利はJ1、そしてJ2「王者」を大きく手繰り寄せる1勝ですよ!
3位の長崎が勝利したので、今節でのJ1昇格こそなりませんでしたが、これで昇格へのマジックは勝ち点1です。
次節、引き分け以上で、自力でJ1昇格が決まります。
J1へ、そしてJ2「王者」へ!期待しています。
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