今節が最終節です
明治安田生命J2リーグはチーム数が多いので、一シーズンがとても長いです。
ましてや今年は新型コロナの影響で2チーム多いため、22チームがホーム&アウェイで総当たり、全42節のとーっても長いリーグ。
そんな2021年のJ2リーグも、今節で最終節です。
2020年・2021年と二年間、戦い抜いたJ2リーグもしばしお別れ...いやいや、できることならこのリーグでは戦いたくないですよ...
前回、2014年・2015年の二年間を戦ったときには、最終節にギリギリの得失点差で昇格できたのですが、今年は試合を残して昇格、そして優勝を決めて、余裕を持って最終節を迎えることができたのは、サポーターとしても心の余裕があります。
最終節のスタメンは、
GK 36 三浦龍輝
DF 3 大井健太郎
DF 5 小川大貴
DF 6 伊藤槙人
DF 38 山本義道
MF 8 大森晃太郎
MF 14 松本昌也
MF 23 山本康裕
MF 50 遠藤保仁
FW 4 大津祐樹
FW 11 ルキアン
前節からのスタメン変更は2人。今野と鈴木雄斗が外れて、山本康裕と松本昌也が入る布陣。
リーグ戦で控えに甘んじてしまった選手には、なかなか出番がなくて、悔しいシーズンだったことと思いますが、(健康上の不安があるから恐らく)この試合が最後となる鈴木政一監督としても、チームとしても、勝利で終えたいという並々ならぬ思いを感じるスタメンです。
有終の美
試合は様子を見る間もなく、いきなり動きます。
開祖早々、前半6分のジュビロの攻撃。山本康裕が自陣のセンターサークル付近から浮き球のスルーパスをペナルティエリア右へ。そこに走り込んだのは、小川大貴。フリーで抜け出してボールを受けると、冷静に右足でゴール左に流し込んで、ジュビロ磐田が先制。
見事でしたよ、綺麗でしたよ。ジュビロ磐田らしいゴールでしたよ。
小川大貴の走り込むタイミング、パスの正確さ。そして落ち着いて決めるシュート。どれも最高でした。
これで調子に乗りたいジュビロでしたが、むしろ秋田がペースを上げてきます。
徐々にジュビロは攻め込まれる時間が長くなります。いはやはなんとも、良いチームですよ、ブラウブリッツ秋田...って、相手を褒めてる場合じゃないんですけど。
そんなこんなの、前半37分の秋田の攻撃。中村と武が頭でつないで左サイドに展開すると、左サイドの敵陣深くから茂がグラウンダーのクロスをマイナスに蹴り込む。三上が背後にボールを落とすと、ペナルティエリア中央から武が右足で勢いよくシュートを放つ。低めのシュートは左ポストに当たってゴール。秋田が同点に...
うーん、やっぱり良いチームだ、ブラウブリッツ秋田...
そのまま1-1で、前半終了。
後半に入り、交代カードを切ってきたのは、ホームのジュビロ。
大いに変わって今野、伊藤に代えて森岡を投入。
後半途中にも、大津に代えて小川航基、小川大貴に代えて金子、大森に代えて鹿沼と、選手交代で流れを手繰り寄せようとします。
そして後半34分のジュビロの攻撃。ルキアンが左サイドからドリブルでペナルティエリア左に進入すると、相手を引き付けてショートパスを後へ。鹿沼が受けると、ペナルティエリア手前の左から右足を振り抜く。巻いたシュートは枠の右上を見事に突き刺さり、待望の勝ち越しゴール!!
ジュビロが勝ち越し。鹿沼は最終節にして初ゴール、途中交代で仕事をしましたねー!
追加点こそ奪えませんでしたが、集中した守りで秋田の(素晴らしい)攻撃を守り抜いて、
ジュビロ磐田 2–1 ブラウブリッツ秋田
(Goal:小川大貴, 鹿沼直生)
きっちり勝ち点3を積み重ねて、これで91。
あと今日はゴールを決められませんでしたが、ルキアンがJ2得点王に輝きました。ルキアン、おめでとうございます!
気持ち良く勝利、勝ち点3、有終の美ですね。
皆さん、今シーズン、お疲れ様でした。
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