いやぁ、DAZNでテレビ観戦でしたけど、もんのすっごい試合でしたね、正に死闘！
なんとしても勝ちたい、そんな気持ちが伝わってくる試合でした。
勝点25で暫定12位のジュビロ磐田、対するベガルタ仙台は勝点26で暫定10位。真ん中くらいの順位、大混戦で一つ勝てば上位に食い込む半面、一つ負けると、一気に下位に転がり落ちる、そんな今シーズン。
試合前にベガルタの渡邉監督が、ターニングポイントになる試合、なんてことを言っていましたけど、それは正に磐田にとっても全く同じで、ココで勝たないと今シーズン上位で終われない、そんな一戦。
今日も大久保嘉人が先発、川又と少しずつ合ってきているので期待度大。
あと、前節から４人代えて上原、松本、松浦、小川大が先発、この辺りが中盤でグルグル動いてかき回してくれると、面白い試合になりそうなのですが。
で、試合開始早々、ベガルタ仙台の石原→奥埜で大ピンチ！枠を外れてくれたから良かったものの、タイミング的には完全に１点入れられていました。
その仙台、7月に神戸から期限付きで加入したハーフナーが初先発で、これがまた良いアクセントになっているんですよ、パスも出せるしシュートも打てる。こりゃ、これから怖い存在になりそう。
そんなこんなの前半23分、そのハーフナーからパスを受けた蜂須賀が左に持ち替えて右サイドの敵陣中央からファーサイドにクロスを供給すると、スルスルスル～っと、走り込んだ中野が左足で合わせてシュート．．．カミンスキーとポストの間を抜けてゴールの中へ．．．ベガルタ仙台が先制．．．
なんか、ポカッと穴が開いて、そこを疲れちゃったって感じ。
そこから必死に追いかける、ジュビロ。ここから始まる、磐田の反撃！
前半終了間際の45分、田口からパスを受けた櫻内がペナルティエリア右脇から高いクロスを供給すると、ゴール前でDFに競り勝った川又がヘディングシュート！これが決まって同点♪
コレは綺麗なゴールでした。エースストライカーらしいゴールでしたよー！
で、前半は1-1で折り返し。
後半に入ってハーフナーに替えて阿部拓馬を投入。その阿部がフィールドに入ってから4分後、コーナーキックのクリアボールに反応して、阿部を振り抜くと、スピードのあるボールが弧を描いていてゴール右へ。あまりにシュートがすごすぎて、カミンスキーも、ジュビロDF陣も一歩も動けず．．．
なんとなく試合の流れが仙台に行きかけたところで、ジュビロも松本昌也に替えて山田大記、大久保嘉人に替えて中野誠也を投入。
そして後半32分、最終ラインの裏へのスルーパスを受けた川又がペナルティエリア右から折り返すと、中央に滑り込んだ中野誠也が相手DFよりも一歩早くボールに触ってシュート！ これが決まって再び同点に！！
ここからが凄かった。両チーム、引き分け狙いじゃなくて、明らかに勝ち点３を取りに行く姿勢が見て取りました。
選手たち、もう汗だくだし、足がつっているような選手もいたし、ホントに死闘！
好守が目まぐるしく入れ替わる展開で、どちらかに1点くらい入ってもおかしくないなー、そんな空気でした。
前後半、計90分が経過して、アディショナルタイムは4分の表示。
90＋1分に敵陣中央でフリーキックを得たジュビロ。蹴るのは上原。ペナルティエリア内に、ふわっと浮き球のパスを送ると、相手のクリアが中途半端になってボールは田口の足下へ。田口はペナルティエリア左からシュートを放つと、ボールはがら空きのゴール前を横断して、ファーで待っていた大井健太郎が軽く左足で触れて押し込んでゴール、ついに逆転！！！
そしてその後のプレーを逃げ切って勝利！
ジュビロ磐田 3–2 ベガルタ仙台（Goal：川又, 中野, 大井）
またしても、最後の最後で大井健太郎のゴール。今節は勝ち点１じゃなくて３を手繰り寄せるゴール！
いやぁ、ナイスゲームでした。
磐田で観戦された皆様、お疲れ様でした。
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