火曜日の湘南戦から中三日で迎えた今節のジュビロ磐田。
選手の疲れが心配ですが、残り試合を考えると、警告の累積や怪我などの選手が出てくる中、如何に万全に使うか、ここも大きなポイントとなりそう。
湘南戦からの変更点としては、エレン、大久保に代わって大南、宮崎がスタメン入り。
今日は、2位につけているサンフレッチェ広島をホームに迎え撃つ一戦。
こちらは残留争いで必死、向こうは向こうで優勝争いで必死ですからね。
前半は引き締まった戦いながらも、少しずつ、少~しずつ広島ペースになっていく雰囲気。
そんなこんなの前半31分、右コーナーキックから頭で前方へ送ると、ゴールエリア左に走り込んだティーラシンがヘディングシュート...これがゴールネットを揺らして広島が先制...
ここからは雰囲気としては、やっぱり広島って感じの前半だったかな...
なんとか凌いで0-1の1点のみのリードで折り返すのが精一杯。
後半も入りは広島の流れ。
やっぱり上位にいるチームは違うな、なんて感じずにはいられない展開。
そして後半14分、和田からペナルティエリア右の川辺へ。川辺からのクロスに柏が合わせるが、ボールは左方向に流れた...と思ったら、ティーラシンが拾って中央まで走り込んできていた和田に。これを和田が左足で合わせてゴール右へ...追加点で0-2。
↑いやもうね、この攻撃の厚さ、波状攻撃は圧倒されましたですよ...
でもね、ここで諦めなかったのが今日のジュビロ。
後半20分、右コーナーキックで、蹴るのは山田大記。中央にクロスを送ると広島DF水本に当たって、ボールがこぼれ、それにいち早く反応した...
川又がペナルティエリア中央から左足でシュートを放つとゴール左上に突き刺さり、1点差!
この1点って大きかったですよ。良く「2-0になった後の、次の1点がポイント」なんて言いますけど、ホントですね。この1点でガラッと雰囲気が変わりました。
ホームだからってのもありますけど、エース川又堅碁が決めたってのも大きな意味を持ちました。
押せ押せムードになりかけたのですが、ちょっと心配なのが後半27分に川又が足の負傷(肉離れ?)で交代...大丈夫かな???
でもね、後半から入った小川大貴や荒木大吾、櫻内渚は頼もしく見えましたよ、動きが良かった。
そして後半35分、左サイドの深い位置まで持ち込んだ荒木大吾からマイナス方向へのパス。それを...
田口泰士がペナルティエリア手前の中央から右足でシュートなのかセンタリングなのかわかりませんが、蹴ったボールはクリーンヒットせずに流れてしまった...が!ボールはペナルティエリア中央にいた櫻内渚の下へ。右足で触るとゴールに吸い込まれて、同点!!
↑決して綺麗な展開じゃないですよ、田口のボールは明らかにミスキックだし、櫻内も狙ってニアのポストギリギリだったのかはわかりませんけど、あのボールに反応できたってことが大事なのよ。
こうなるともうスタジアムはジュビロ押せ押せモード!
惜しいチャンスが何度かありました。
で、アディショナルタイムは5分。このまま引き分けで終わるか、ジュビロにゴールが生まれるか、そんな雰囲気。
そしてラストプレーと思われた後半45+5分に右CKを獲得。山田大記が右足でカーブを掛けたクロスを送ると。広島DFにクリアされるん、それに反応した高橋昌也が広島のベサルトベリーシャに倒されて、PKを獲得!
このメチャクチャ緊張するシーン...
小川航基が落ち着いて決めて3-2!!!
そしてその瞬間に試合終了♪
ジュビロ磐田 3–2 サンフレッチェ広島 (Goal:川又, 櫻内, 小川航基=PK)
いや~、この展開での勝利は大きいですよ。
だって前半から後半広島に追加点が入るところまでは、完全に広島の勝ちゲームでしたもん。
ホームで勝ち点3を積み上げて勝点40...例年ならば勝点40あれば安心ですけど、今年ばかりは、まだまだ安心できませんね。
残留争いから抜け出したとまでは言えませんが、頭一つくらいリードすることができたかと思います。
残り3試合、全力で戦うのみ!!!
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