行ってまいりました、静岡スタジアムECOPA。
いつの間にやら、すっかり「街」に発展した愛野駅前。
今年はラグビーのワールドカップが開催されるってことで、モニュメントができていました。
平成最後の静岡ダービー
“サッカー王国”静岡なんて言葉は今や昔...否、死後と化してしまっているのかも知れません。
高校サッカー選手権はしばらく優勝から遠ざかっていますし、2019年明治安田生命J1リーグ、ジュビロ磐田と清水エスパルス、両チームの勝ち数を合計してもわずかに1勝ですからね...
そんなこんなの静岡ダービーは静岡スタジアムECOPAで。
静岡ダービーと言っても、静岡ケンミンとジュビロサポーター・エスパルスサポーター以外の方には響かないものとなってしまったのかも知れません。
が!絶対にこの相手にだけは負けられない、そんな戦いなのですよ、ダービーってのは。
様子見ながらの前半...動きは清水が上
両チーム、なんとなくぎこちない感じ。
積極的にゴールを奪いに行くというよりも、とにかく失点しない、おっかなびっくりの入りって感じ。
↑両チームのチーム状況を如実に表しているように思います。
でも少しずつギアが入って、ボールも人も動き始めるのはアウェイのエスパルス。
少しずつ攻められてきているジュビロ。なんとかカミンスキーを中心に耐える、そんな感じの前半の中盤でした。
対するジュビロは、今シーズン良くみかける光景なのですが、アダイウトンと大久保嘉人の距離感がなんだかイマヒトツって感じ。
どちらかが前に行くと、どちらかが下がってしまい、相手にとっては守りやすいんですよね。トップにいる一人を抑えておけば良いんだもん。
なかなか前線にボールが来ないから(特に嘉人が)下がってボールを貰いに行ってしまうのが気になりました。
そんなこんなの前半36分、清水のフリーキック。
六反のFKを鄭大世がペナルティエリア手前の左で競って、ペナルティエリア内に送ろうとして一度はDFにクリアされるものの、クリアボールがゴール前に
これに反応した鄭大世が走り込んでヘディングシュート。カミンスキーよりも一歩早くボールに触り、そのままボールはゴールの中へ...エスパルスが先制...
なんか、GKとDFの連携がうまくいってなかったですね...自滅に近い形での失点でした。
結局、ジュビロは決定機というほどのチャンスはなく、0-1で折り返し。
またしてもミスから失点...
両チーム選手交代なしで後半開始。
うーん...ここでロドリゲス投入でも良かったんじゃないかなー...
で、そのロドリゲスが後半8分に森谷に代わり出場。
ロドリゲスが動くから、ボールも動くようになったジュビロ。やっぱりね、積極的に動いてパスの出せるスペースをつくらないとネ。
ロドリゲス、これからの活躍が楽しみです♪
でも...後半13分、山田大記の横パスを清水の中村が奪うと、そのままペナルティエリア左にスルーパスを送り、走り込んだのは北川。
フリーでシュートを放ち、カミンスキーも反応してボールに身体を当ててはいたのですが、ボールはゴールの中に...エスパルスに追加点...
先制点に続いて、またしても自滅による失点...ショックは大きかったですね...
せめてもの救いは、ここで下を向かずに積極的に攻め続けたこと。
こ・こからはじーまる~、磐田の反撃~ぃ♪
正に猛攻でしたね、山田大記に替えてエレン、大久保嘉人に替えて荒木大吾と、動きの良い選手を投入すると、ココにロドリゲスの動きも加わって、少しずつ磐田の時間帯に。
そして後半26分、エレンが左サイドをフリーで駆け上がり、敵陣深くまで持ち込み、クロスを上げると、中でフリーで待っていたのはロドリゲス。
高い打点でヘディングシュートをたたき込み、1点差に迫る!
流れとしては、ほぼ磐田の時間帯。ここから何度も何度も清水ゴールを脅かしたんですけどね...結局、それ以上ゴールを奪うことはできず...
ジュビロ磐田 1-2 清水エスパルス(Goal:ロドリゲス)
今日の試合は気持ちで負けてました。
勝ちたいという気持ちが、清水が上回っていました。
なかなか調子に乗り切れませんけどね、ロドリゲスとかエレンとか、面白い存在になりつつあるので、シーズンを通しての成長に期待しています。
目指せ、残留!
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