急上昇中で要注意のチーム、町田ゼルビア
いくつかの都道府県に発出されていました、緊急事態宣言とまん延防止等重点措置。
9月末に全国ですべて解除されまして、久方ぶりに、何も出ていない状況となりました。
とはいえ、平穏な生活にはまだまだ遠いのですが、とりあえず、新型コロナの第5波は過ぎ去ったと言って良いかと思います。
あ、もちろん、これから冬場にかけて、第6波が来ることに備えないといけないと思いますが。
さて、明治安田生命J2リーグは今節で第32節。
今日はアウェイ、町田GIONスタジアムに乗り込んで、町田ゼルビアと対する一戦。
ジュビロは直近5試合で3勝2分0敗と負けなしですが、対する町田も赤丸久情報、ジュビロを上回る4勝1分0敗というペースで勝ち点を積み上げて、順位も上位に食い込んできた怖いチーム。
この両者の過去の対戦成績は1勝1分1敗と互角ということもあり、町田のペースに飲み込まれないように注意したい、大事な一戦。
スタメンを見てみますと、
先発メンバー
GK 36 三浦龍輝
DF 3 大井健太郎
DF 6 伊藤槙人
DF 38 山本義道
MF 10 山田大記
MF 14 松本昌也
MF 17 鈴木雄斗
MF 23 山本康裕
MF 50 遠藤保仁
FW 4 大津祐樹
FW 11 ルキアン
前節と全く同じメンバーとなりました。
内容は美しくないけど、結果が大事
両チーム、様子を見ながらの出だし。
まだ、どんな展開になるのか、予想もできないくらいの前半11分のジュビロの攻撃。
遠藤がハーフウェーライン付近からワンタッチでディフェンスラインの裏に見事な浮き球のパス。ルキアンがDFの間を抜け出して、ペナルティエリア中央からループシュートを放つと、町田GK福井の頭上を越えて、ゴールの中へ。ジュビロ磐田、先制!
いやぁ、綺麗でしたね、遠藤のパスが秀逸。そして、GKを冷静にかわすループシュートを打って決めるルキアンも凄い!
さらに前半23分のジュビロの攻撃。
大津がペナルティエリア手前の中央で味方からの縦パスを受け、ルキアンへ横パス。ルキアンはボールをキープして、右サイドの鈴木雄へパス。鈴木雄がペナルティエリア右からフリーで中央へ折り返すと、ボールはクリアを試みた町田のDF高橋祥平に当たって、ゴールネットを揺らす...オウンゴールでジュビロ磐田の追加点!!
結果、オウンゴールではありましたけど、仮にDFに触られなくても、その奥にジュビロの選手が詰めていたので、恐らく点は入っていたと思います。
こういう優位な攻撃の形をつくれた、それが良かったですね。
このまま、ジュビロがペースを握った形で、前半は2-0で終了。
悪くないですよ、この展開。
後半開始から、交代カードを切ってきたのは町田ゼルビアで、二枚の交代。
その交代で入ったドゥドゥの怖いこと、怖いこと...
なんか別チームでしたよ、後半の町田。
そんなこんなの後半11分のゼルビアの攻撃。
太田が敵陣中央の右から左サイドのスペースへ走り込んだ高江へ鋭いパス。フリーで受けた高江はペナルティエリア左から左足でペナルティエリア中央へパス。このボールのブロックを試みた山田が触るも、それがGK三浦の逆を突く形になってしまい、そのままコロコロとゴールの中へ...町田が1点返す...
これも結果としてオウンゴールでしたけど、完全に崩されてましたね...
そしてまぁ、ここからが怖いのよ、町田ゼルビアの攻撃が...
太田や平戸のパスは鋭いし、ドゥドゥの攻撃力はハンパないって。
なんとか、かんとか、かろうじて、逃げ切って...
町田ゼルビア 1–2 ジュビロ磐田
(Goal:ルキアン, オウンゴール)
いやぁ、冷や冷やでしたけど、勝利です。薄氷を踏む勝利ではありましたが、勝ち点3を積み上げることができました。
こういう試合で勝ち切れるのが、今年のジュビロの強さです。
昨日、京都が敗れたので、これで再びの首位奪還!
勝利は続くよどこまでも、そして目指すはJ2の「王者」、その先のJ1へ!
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