次世代高速ブラウザBrave導入のデメリットは?

Brave認証の印|Brave(ブラウザ)Android版 お知らせ
Brave認証の印|Brave(ブラウザ)Android版

鳴り物入りで登場した、次世代高速ブラウザ「Brave」。
このサイトで何度か紹介してきましたけど、良いこと・メリットが大半で、デメリットってあまり触れていませんでしたよね?

ということで、Braveを入れたらこんなデメリットがある!?を考えてみました

新たにダウンロードしてインストールする必要がある

当然ながら、新たにブラウザを加えるということは、ダウンロード・インストールが必要です。

これを手間と捉えるかどうか、ですが、今現在、ChromeなりEdgeなりを使っていて特に不便を感じていない方からすると、「なんで今さら、ブラウザを入れなくちゃいけないの?」という気持ちにはなるでしょうね。

そんなに重くないアプリですので、このひと手間は乗り越えて欲しいなぁ...と個人的には思います。

ちなみにこの手間を乗り越えた先には、Chromeよりも快適なネット生活が待っています。

Braveは不要な広告を表示しないので、その分、早くて快適なんです。

レイアウトが変わる

広告が表示されなくなるということは、表示されなくなった分だけレイアウトが変わるってことになります。
例えばYAHOO!、いろんな広告で溢れていますよね。

PC(Windows)版ChromeでYAHOO!のトップページ

PC(Windows)版ChromeでYAHOO!のトップページ

Chromeなどではこんな感じで画面いっぱいの広告が表示されることがあります。
対してBraveでは

PC(Windows)版BraveでYAHOO!のトップページ

PC(Windows)版BraveでYAHOO!のトップページ

とても、すっきり♪

右のサイドバー(新型コロナ最新情報が表示されているところの縦一列のこと)ですが、Chromeなどでは上から順に、広告・新型コロナ最新情報・登録情報・YAHOO!トラベルのバナーYAHOO!トラベルの”あなたにおすすめの施設”・ピックアップ(ヤフオク)・広告・スコアボード(スポーツナビ)・話題のキーワード、が表示されています。

Braveでしたらオレンジ色で示した部分が表示されません。
ですので、その分だけ上に詰めたかたちの表示となります。

で、この広告が表示されなくてすっきりというのを是と捉えるか、非と捉えるか、ですよね。
私は是の方で、こっちの方が見やすくて良いじゃん!って思っているのですが、皆様はいかがでしょうか?

(まだ経験したことはないのですが)ひょっとしたら広告枠が表示されなくなることでページ全体のレイアウトが崩れてしまうサイトが存在する、という可能性は否定できません。

ポイントサイトとは相性が悪い

皆さん、ポイ活ってされてます?
Tポイントに楽天ポイント、dポイント...何かしらのポイント、貯めている方、多いと思います。

ネットでもいろんなポイントを貯めるサイトってありますよね?

例えばポイントサイトの一つ、ポイントインカムさん。
ネットショッピングや資料請求、メルマガ登録などで気軽にポイントを貯められます。楽天もグルーポンもポイントインカムを利用するとお得♪

そんなポイントインカムのサイトをBraveで表示すると

PC(Windows)版Braveでポイントインカム

PC(Windows)版Braveでポイントインカム

コンテンツブロッカーに関するご注意事項
ご利用端末ではコンテンツブロッカーが設定されております。
コンテンツブロッカーが設定されている場合、ポイントインカムが正常に動作しないケースがございます。
ポイントインカムをご利用の際は、コンテンツブロッカーをOFFに変更後、再読み込みを願い致します。

なんて出てきました。

実際、いくつかの広告が表示されていません。

PC(Windows)版Braveでポイントインカム(Shields無効)

PC(Windows)版Braveでポイントインカム(Shields無効)

こういうときには画面右上のライオンマークをクリックして、Shieldsを無効にしてくださいね。

ポイントインカムは、まだこのような表示があるから良いのですけど、大半のポイントサイトは上記のようなメッセージは出てきません。

その状態でポイントサイトを利用しても、ポイントが正しく獲得できないかも知れません。

アフィリエイトとも相性が悪い

企業のサイトだけでなく、個人サイトでも広告って見かけますよね?
その多くがアフィリエイトを利用しています。

アフィリエイトというのは、閲覧者がそのリンクを経由して広告主のサイトで会員登録したり商品を購入したりすることで売り上げの一部が広告主に入るという仕組みのことです。
広告主ってのは、個人のサイト管理人だったり、無料のHP・ブログ提供事業者だったりする訳です。

これらのサイトにアクセスして広告を表示したり、広告のリンク先に飛んだりすると、その個人の位置情報であるとか、閲覧履歴、行動履歴を取得することがあるんですね。
Braveは、正にこのような個人情報を取得して第三者に提供することがないようにつくられたブラウザなのです。

Braveでは、アフィリエイト広告はほとんど表示されません。
実のところ当サイト「関西ジュビリスト」も一部、アフィリエイトを利用しているところがあります。

PC(Windows)版Braveで関西ジュビリストのトップページ

PC(Windows)版Braveで関西ジュビリストのトップページ

右側のサイドバーの「遠征するなら...」のところ、Braveで見るとバックの画像しか表示されていませんよね? 正にこれが広告がブロックされているということです。

アフィリエイトではないバナーにしようか、今、管理人は悩んでいるところなのですよ(苦笑)

貰えるポイントはBATポイント

この記事ですが、一番最初は2020年9月に投稿してものでした。
「もらえるポイントがBATポイント」に関しては、現在、解消されており、仮想通貨のBAT(Basic Attention Token)が貰えるようにシステムが変更されました。

ついに!次世代ブラウザBraveとbitFlyerの連携開始!
↑こちらの記事も、お読みいただければ幸いです。

Braveを導入することのメリットとして挙げられるのが、ポイントを貰えることと投げ銭ができること。
ユーザーが、Braveが配信するプライバシーを重視した広告を閲覧すると、BATが貯まります。貯まったBATは、クリエイターに投げ銭(チップ)として送ることができる仕組みが出来上がっています。

Brave自体は、BATに紐づけられて開発されたブラウザですので、Brave上でBATをやりとりするのは、非常にスムーズです。

bitFlyerに口座を開設しておけば、BATを日本円に換金したり、ビットコインなどの他の仮想通貨を購入したりできます。

ユーザーが少ない

私ね、これが今現在のBraveの最大の弱点だと思います。
ユーザーが少ないので、そもそもBrave向けにデザインされたサイトは、ほとんどないことでしょう。

また、使っていて何か困ったことがあっても、それを解決するだけの情報量はChromeやEdgeと比較したら、圧倒的に少ないことと思います。

WebブラウザシェアランキングTOP10(日本国内・世界) | ソフトウェアテスト・第三者検証ならウェブレッジ
こんなページがありましたが、BraveのBの文字すら見つかりません。
まだ日本国内でも世界でも、シェアは1%にも満たないということでしょう。

投げ銭を送れることがBraveのメリットではありますが、実態として、投げ銭を受け取れるサイトの数はそれほど多くはありません。

ユーザーが少ないから対応サイトが増えない、対応サイトが少ないからユーザーが増えない...今はまだ生みの苦しみの段階と言ったところでしょうか。

Brave、アクティブユーザー数は月間(MAU)で1,500万人超、日別では500万人超。MAUは1年で2.25倍に。
2020年の5月の時点で月間アクティブユーザー数が1,500万人を突破して、着実に数字は伸びています。

クリエイターの数(ざっくりと言い換えると、投げ銭対応サイトの数)も、同じく上記のページによりますと、70万とのこと。まだまだ少ないですね。

実のところ、このサイト「関西ジュビリスト」、数少ない日本語でBraveについて触れているサイトと言えます。
私自身、いろいろ探してみて、まぁ、みつからないこと...

現実問題として、Jリーグのない日のサイト訪問のキーワードで「Brave」が上位に来ることが多くなってきました。
えっと、このサイトはジュビロ磐田応援サイトですよ~(苦笑)

ま、これからですね、こ・れ・か・ら♪

ということで、結論

いかがでしたでしょうか?
Braveのデメリット・弱点を挙げてみましたが、そんな大した問題ではないように(私は)思います。

  • 不要な広告は表示しない
  • 表示が早くて快適
  • ポイントが稼げる
  • 投げ銭(寄付)ができる

これらのメリットを考えると、享受できるメリットの方が大きいと思います。

みなさんも是非、次世代高速ブラウザ「Brave」をインストールしてみてください。

↑こちらからダウンロードできます。

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